ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯を削ったりセラミックなどを詰めたり貼り付けたりせず、特殊な薬剤を使用して歯自体を白くする治療法です。 ブラッシングでは除去できない歯の色素沈着などを取り除き、本来の白さを取り戻します。簡単に言えば歯の漂白です。
ホワイトニングには「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」があります。
オフィスホワイトニング
歯科医院にて行われるホワイトニングで、1時間程度で効果があらわれます。 高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗り、それに反応する光を適切な時間照射し、 歯面の着色物質を分解させながら白くしていきます。 現在多く用いられているのはハロゲンやプラズマなどの光です。
六泉寺歯科では、発熱の少ないBeyondo Systemを用いたオフィスホワイトニングを行っております。
1回の施術でかなり白くなりますが、これは見せかけの白さです。1週間経つと表面に色がついてきますので、初回は2回以上のホワイトニングをお勧めします。
オフィスホワイトニング後は飲食物に注意が必要です。歯の表面を覆っている被膜(ペリクル)は、ホワイトニングで除去されます。しかし、このペリクルは唾液によって12時間から24時間かけて再生されます。この唾液を着色飲食物を取ることで汚してしまうと、ペリクルの無い歯はすぐに着色してしまいます。再生するまでの24時間は色の濃い食べ物、飲み物、喫煙は控えてください。また、研磨剤(手に付けて擦った時ザラザラ感のあるもの)の入った歯磨剤は絶対に使用しないでください。歯の表面を傷付けます。術後約1週間は、ホワイトニング専用の歯磨剤をお勧めします。
ホームホワイトニング
歯科医院にてカウンセリングを受けた後に、 歯科医師の指導のもと家庭で行うホワイトニングです(2001年12月に厚生労働省で認可されました)。 マウストレイに薬剤を塗布し、1日6~8時間、2~4週間毎晩歯に装着します。使用する薬剤や着色の度合い等により期間は異なります。
デュアルホワイトニング
即効性のあるオフィスホワイトニングと持続性のあるホームホワイトニングを併用し、 ホワイトニング効果を最大限に高めた治療です。効果を短時間で実現、持続させたい方におすすめです。
◆ホワイトニングの副作用
ホワイトニングにより歯の中は脱水症状が起こります。従って、この脱水症状による刺激感は避けることが出来ません。しかし、これは歯質内の水分量によるので、刺激の出ない人もいます。この刺激感は全く一時的なものでこれで歯が悪くなることはありませんので、安心してください。
◆ホワイトニングの施術間隔
食生活や喫煙習慣により個人差がありますが、「歯に色がついてきたな」と思ったら、それがホワイトニングのタイミングです